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ゆうじ「違う!それは愛じゃない」
キリエ「どうしてわかるの?愛を知らないあなたなのに……」
ゆうじ「知ってるよ。おれだって」
キリエ「おれだって何?なら、抱いてみなさいよ。私のこと、そうしたら信じてあげる」
ゆうじ「キリエちゃん!違う、それは愛じゃない」
ゆうじ、懐から銃を出す。
キリエ「それは……」
ゆうじ「昔、君にもらったものさ。おもちゃの銃にだって力はある。爆撃機が現れるまでの時間くらいはね」
キリエ「それで私を撃つの?」
ゆうじ「それが望みなら」
キリエ「なら撃って。この汚れた体を……」
ゆうじ「……汚れてなんかないよ。君はいつだってきれいなままさ。」
キリエ「撃って!」
ゆうじ、銃を構えて撃つ。キリエ、ゆっくりと倒れる。
ゆうじ「カット!」
ゆうじ、笑顔になる。
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