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真ん中の椅子にいつの間にか演出家が座っている。 演出「カット!」 舞台が明るくなる。 演出「なんなんだ、そのくだり?いいか!愛とは限りない空と大地だ!海なんかじゃない!」 ゆうじ「そんなこと言われても脚本にこうかかれてるんですから仕方ないじゃないですか?」 キリエ「そうですよ。私だってよくわからないし……」 演出家、台本をたたき付ける。 演出「ばかやろう!台本なんてくそくらえだ。芝居とは限りないインスピレーションだ!」 ゆうじ「そんなばかな」 演出「ばかはお前だ!さあ、始めるぞ!エチュード『戦火に咲く愛』」 演出家が手を叩くと、辺りは戦場に変わる。
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