私がここに生きること

幼子時代…。

一人『ケン』と遊んでいると隣の部屋から二人の話し声がする。

「相変わらず可愛いげねえなぁ～。あいつ親父にそっくりじゃねぇ～？」

「そんなこと言わないでよ。あんなのでも私の子供なんだから…。」

…。
私あの人に嫌われてるんだ…。
お母さんも私をあんなのって言った。

お母さんも私が嫌いなのかな…。

凄く寂しい気分になりながも『ケン』が居ればいいや！とも思った。

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