終わりへの始まり

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『残された君の命は…あと三ヶ月。三ヶ月以上生きられるのはおそらく…。』 「…そうですか。」 自分でもびっくりするくらい俺は冷静にこの残された時間を受け止めていた。 ベットのすぐ横にあるガラスの先の景色は秋の夕日で明るく、でもどこか寂しい。 まるで俺の未来を映しているかのような景色だった。
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