終わりへの始まり

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次に目を開けた時は目の前は白い天井。鼻をさす嫌な臭いがたちこめていた。 「ここは…病院?」 『目が覚めたの?そうよ。瞬、倒れたのよ。』 母が椅子に座っていた。 「倒れた?俺が?どうして?」 母は少し心配そうな顔で俺の顔を覗き込んでいった。 『大丈夫。疲労によるものだってさ。』 「疲労?」 俺そんな疲労たまってたのかな?まぁここ最近根詰めて勉強してたからなぁ。
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