ドラゴンクエスト列伝蒼き金色の紋章と天空の誓い

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ドラゴンクエスト列伝蒼き金色の紋章と天空の誓い

一人の青年が、暑い砂漠の中を歩いてくる… 背中には青年の背丈と同じくらいの剣と、砂よけの為のマントを 青年は着ていた… 「暑いな…一体、自分はどこに向かえば良いんだ?」 青年は、旅人だった果てしなき道をひたすら歩き続けていたのだった… 青年はおもむろに、腰にあった水筒に手を回すしかし…水筒を口にもっていきひっくり返しても 水は出て来なかった。 青年は諦めた顔をしていた。 「ここで、俺は死ぬのかな?…これでも、ロトの末裔なのによ、よりにもよって魔法使えないとはな…」 青年は確かにロトの末裔と言った…ロトと言えば数々の邪悪なる化身達を倒してきた 歴戦の勇者達である、ただこの青年にはそんな勇者らしき面影はなかった
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