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青年は、始めは何がなんだかわからなかったので彼女に説明を求めた。
「すまないが?助けてくれた人?」
青年の質問に彼女は青年のベッドの近くの椅子に座ると首をふり
こう話をしてきた。
「違うわ…あなたは、砂漠の真ん中で倒れていた所をたまたま通りかかった行商人に助けだしてもらったのよ。」
と、彼女は青年の目を見ながら経緯を説明した。
青年は、彼女の紫の瞳に吸い込まれそうになったがすぐはっ!と我にかえった
「あのさ?名前は?」
青年は彼女に名前を聞くと彼女は笑いながらこう答えた。
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