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ロト編~ピサロ(サーラ)side~
ロトの末裔の青年とサーラが出逢う数時間前…
闇に覆われたお城…
「ピサロ様ーっ?ピサロ様ーっ?」
大きな体をした側近らしき人物がピサロを呼んでいた。
頭をかきながら…ピサロが側近に声をかけた
「なんだ?騒がしいな…ムーア!」
ムーアと呼ばれた側近は体全体が緑色でカエルの様な顔をしていた。
「申し訳ありません、ピサロ様、しかし、最近の人間達は平和ボケをしているようですしここは一つ…ねぇ」
ムーアはピサロと呼ばれる魔族の女性に頼み込んだ。しかし…
「面白くないから嫌だ!」
と…ピサロはムーアの提案をあっさり却下した
しかし、ムーアの方も納得してなかった…
「しかし、ピサロ様!」
あまりにもしつこいムーアにピサロは…
「しつこい!!ムーアッ!一発食らわすぞ!」
ムーアはビビっていた…
「…そんな…しかし、ピサロ様は魔族の女王様なのですよ?」
ピサロは黙って聞きながら答えた
「私は、そんな事はする気はない。貴様の好きにするが良い…」
と言い残しムーアを置いてどこかに行ってしまった。
残されたムーアは…
「…いつか必ず…復讐してやる!」
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