きらきらと…

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『これでお母さん一安心だわ…お姉ちゃんも仕事決まってるし』 『俺はお姉ちゃんの結婚が心配だよ…』とお父さんはしょんぼりしていた 『お姉ちゃんいつ関西いくのかな』 『どうせぎりぎりにしか言ってこないんだから…』とお母さんがぼやいた 卒業式まであと半月を切っていた。私達は1年2年より早めの春休みを迎えている 少し解放された私は、時々豊先輩の家で夕飯をご馳走になる 摩耶さんは料理は美味しかったけど、すごくドジだった(笑) 私と一緒に台所に立つと、お母さんといるみたいだ おじさんとは今年中に結婚式を挙げるらしい 豊先輩は来年一人暮らしする許可をもらったらしい
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