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『剛士、服、買った?』
「雄輔。ん。ど?」
『似合う。綺麗だよ』
髪、掻き上げてくれた
『じゃ、行こうか。』
っ…
腰に手、回された
やばっ
紳士的!カッコイイんだけど!
今までの恋人には居なかったタイプ…
連れられて行ったパーティー。
金持ちばっかりの…。
食物も、すごいの。
『剛士、こちら…長谷川造船の長谷川公彦さんだ。』
「どうも…」
『上地、なかなかのべっぴんさん連れとるやないか。』
『でしょ。』
わ、恥ずかしい…
『それでやな、上地。うちの持株…買い集めとるらしいやないか。』
『はい。長谷川さんの会社、貰おうかと思って』
『ほんで、俺の会社をどうするつもりやねん。』
『バラして売ります。』
2人とも、笑顔だけど目が笑ってない。
『あかん。交渉決裂や。帰らせてもらうわ。今日はこのべっぴんさんに逢うために来たっつーことで。』
長谷川さんは帰っていった
『用事は終わった。剛士、帰るよ』
「え、うん。」
ごはん、途中だったのに…
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