気持ち

12/41
前へ
/55ページ
次へ
時刻は5時すぎ- 買い物帰りの主婦や一人暮らしの人達がお弁当を買いにくる 「ねいちゃ🎵」 「悠星、どうしたの?鈴達と遊んでんじゃなかったの」 「だって鈴ねぇ達つまんないもん………ツッコミが」 「…💧」 「だって、七斗兄ちゃんが冬は暑いね~ってボケたのに寒いでしょ!!ってありきたりたツッコミなんだもん、もっとひねったツッコミが欲しいよね~」 「そうね~そのツッコミにはストーブ消そうかがいいかもね🎵」 「…それじゃボケにボケただけだろ~」 突然翔平の声がした 「えっ…翔ちゃん‥なんで‥」 「なんでって、俺んちあそこだし、弁当買いに来たんだけど‥」 翔平は向かいを指差しながら言った 「あ…何にする‥唐揚げ弁当?」 「‥じゃそれ」 「……はい」 「………」 「何?」 「‥金いらないの?」 「‥あっ、500円です」 「はい‥お前熱あんじゃない?」 翔平が夢子の額に手をあてた 「えっ〓だ‥大丈夫」 「そっ風邪ひくなよ」 そう言って翔平は帰っていった 「ゆ~め~こ🎵」 「お母さん‼桜‼いつからそこにいたの?」 柱の影からニヤニヤしながら夢子を見ていた 「僕達もいるよ」 鈴香、七斗、悠星も覗いていた
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加