8人が本棚に入れています
本棚に追加
「夢子~早くご飯食べちゃいなさい」
「はぁい、そういえば翔ちゃんきた?」
美作翔平、通称翔ちゃん
幼なじみで夢子をいつも迎えに来てくれる
まぁお向かいさんだから近いんだけどね
「まだ、来てないわよ~」
お母さんは店の支度をしながら言った
「翔平も寝坊したんじゃない」七斗がご飯を食べながらいい
「翔平もおっかりものだね」
鈴香がいった
「それをいうならうっかりものでしょ」
すかさず桜がつっこんだ
「翔ちゃんが寝坊するはずないじゃん、先に行ったのかな?」
「桜達も学校行かなきゃ遅刻するわよ…あっいらっしゃい」
朝一の客を対応しながらお母さんが言った
「もうこんな時間‼」
慌てて桜が立ち上がった
時刻は8時になっていた
「行ってきま~す」
バタバタと桜達は出て行った
「私はもう少しのんびりしよ~っと」
今から行っても1コマめに間に合いそうにないので遅れて行くことにした
最初のコメントを投稿しよう!