第1章『彼女からの告白』

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『俺・・・安田のこと好き・・・なんだ。』 彩乃は少しうなずいていた。そして, 「ありがとう。私・・・ツバサ君の彼女になれるんだよね?」 『うん。』 ツバサは照れからか,うなずくだけだった。 それからの病室は,緊張が支配することはなかった。 ただ沈黙と,夕日の日差しでオレンジ色に染まっていた。 こうして,ツバサと彩乃は付き合うことになったのだった。 しかし,幸せな時はそお長くは続かないのだった。 ツバサは絶望の縁に立たされることになる。
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