第3章『悪夢の正夢』

4/15
2896人が本棚に入れています
本棚に追加
/237ページ
゛さようなら・・・゛ 初めは,白い人がそう呟いているだけだった。 だが,最近は,それ以外にも白い人は,ツバサに話しかけて来る。 そして,霧の中へと消えてしまうのだ。 ツバサは,その白い人の声に聞き覚えがあった。 だが,誰だかわからないでいた。 しかし,ある日突然その白い人の正体が明らかになった。 ゛彩乃が転校する゛ そう話していた,女子の話しを聞いたのだった。 それが真実かは確かではない。 彩乃に直接 聞けば早いのだが,今のツバサに彩乃に話しかける事ができなかった。      
/237ページ

最初のコメントを投稿しよう!