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数秒後、靴箱からテニス部の三年生がテニスコートに歩いてきた。
先頭にいるのが千石隼人(センゴクハヤト)部長だ。
「コンチヮース」俺と槐がハモった。
「お、新入りだね。俺の名は千石隼人。ここの部長だ。こう見えて実は18歳以下シングルで全国2位だ。君たちは?」
「俺の名前は仁王槐です。こいつは俺のパートナーの龍輝飛龍です。」
「龍輝飛龍…どこかで聞いたこと…あ、14,16歳以下シングルで全国1,2位だった子かな?
仁王槐は全国2,3位だったような…」
「そうですけど…」(俺)
「そうっす」(槐)
「お前達には期待出来そうだ。ここでテニスを極めて、可憐(ここ)を引っ張っていってくれ」
千石部長はそう言い残し、部室に入って行った。
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