「便利屋グリモアツール」の巻
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俺は目が覚めたときかなり意識が朦朧としていた。そうしているうちに部屋に入ってきたのは一人の腰まである長髪で細身の若い女だった。年は違っても4つ上位だろう。 「起きて。」 と彼女は横たわる俺に覗き込んで言う。 俺は意識が朦朧としている中でただ彼女に従っていた。まるで催眠術にかかったかの如く。 彼女に案内されるがままに別の部屋へ辿りついた。
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