「便利屋グリモアツール」の巻
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手入れされていてさっきの俺のいた部屋より広い。部屋にある家具やちょっとした小物のセンスもいい。 ようやく俺の意識は少しずつだがはっきりとしだした。さっきまでの霞がかったモヤモヤが嘘みたいに消えて行く。 目の前には俺より多分年下と思われる美少年が品の良さそうな猫脚の椅子に座っている。少年はじっと俺を見つめている。 誰だ…?
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