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「……井本ごめん
俺めっちゃ酔っとるわ
帰ってくれ」
バイバイ
俺の恋心
『は？』
「だから酔ってんねんって」
我ながら苦しい言い訳やとは思う
でもこれ以外言い様ないやん…
好きやねん！なんて言ったらコンビ崩壊やろ?
俺はまだお前とお笑いやって行きたいから
お前もそう思ってるなら…
納得してくれや
「…もう寝るから」
無理矢理井本を部屋から押し出した
ﾊﾞｼｯ
「痛ッッ」
殴られた…?
でも､殴られても仕方ないぐらいの事したよな…
廊下で井本がめっちゃ怖い顔して俺をにらんでた
うわ…
怒ってる…な…
『酔ってるって何やねん！
そんなんで誤魔化せると思っとんちゃうぞ！
俺は…
俺は…』
そう怒鳴りながら井本は廊下を突き進んで
外に通じる扉を掴むと
ﾊﾞｯと開けて外に出て行った
扉の閉まる間際に井本の怒鳴り声が聞こえた
『俺は…
…嬉しかったんやからなッ』
ﾊﾞﾀﾝッ
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