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私は1つの花に導かれこの世界にやってきた
そこには沢山の花達が咲いていたけど 私の周りにはお花は咲いていなかった
少し寂しくて 少し孤独で…
そこで私は 土を耕し始めた
お花さんに咲いて貰える様に…
すると…
少しずつお花が私の周りに咲き始めた…
一本 また一本と
綺麗なお花が咲いていく
私は嬉しくて 嬉しくてもっと土を耕した
すると私の周りを囲むように沢山の花達が咲き乱れた
色や模様も様々な花達
綺麗な色で癒してくれるお花
個性溢れる模様で笑顔にさせてくれるお花
いっぱいいっぱい咲き乱れた
しかし私は一本のお花に気付いた…
そのお花は 元気がなく顔を垂らしている
まるで泣いているかの様に花びらを散らせて
私は近寄り お水をあげる
『元気になあれ 元気になあれ』
私の大切なお花
例え寝る時間を削ってでも 体が悲鳴をあげても…
私は お花に水をあげた
すると、そのお花はゆっくりと頭をあげ
またいつもの様にユラユラと風になびき始めた
まるで 私に微笑みかけてくれてるかの様に
私の大切なお花達
もしまたお花が元気をなくしてしまったら
私は精一杯水をあげるだろう
何故なら…
私がここに存在する理由は この周りに咲いてくれた綺麗なお花達なのだから…
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