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来客がやってきた…
?「こーころっ🎵」
来客はどっからともなく現れて
妃と私の間にひょっこりと現れた
この[3-3]のクラスの身長が180㎝のこの男はあの例の母親に勘違いをさせてる幼なじみの
[一ノ瀬 遥(いちのせはるか)]
私「うげ…」
私は朝のことを思い出し露骨に嫌な顔を浮かべた
妃「あ、一ノ瀬くんおはよー」
私の顔なんか気にもせず
笑顔で挨拶する妃
ここまでくると天然というか無神経なのかと疑ってしまう…
遥「2人ともおはよー
もういつも言ってるだろ?妃ちゃん、一ノ瀬くんなんて堅苦しいから遥でいいよ」
妃「そっか遥くんおはよ」
遥「それでよし!」
私「…んで隣のクラスのあんたがなんで私たちのクラスにいるのかしら?」
私は不機嫌そうに二人の会話に水を差す
遥「そんなのこころに会いたくなったからに決まってるだろ?」
遥は昔はこんなセリフを平気で言うような男の子じゃなかった…
どちらかというと内向的で
私が守ってあげてた
って感じだけど
なんか変わった
私「…ばっかみたい」
こんな遥になってからはいつも素っ気なく返すようにしている
遥はまぁ…
簡単に言うとナルシスト?
まぁ確かに人気はあるけど…
私には理解できない
ただ顔は昔からちょっといい感じだったし
身長が高いだけなのに
幼なじみの私には遥がもてるのは理解しがたい
昔の遥の方が私は好きだったし…
とか思ってると
がら…と教室のドアを開いた
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