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その声を聞きつけたのは、親父。
「な、何だ!顔色がわりいぞ!
救急車!!」
「ま、待て!そこまで大袈裟にすんじゃねー!
ハァ ハァ ハァ ハァ
い、意識はあるんだ!
ハァ ハァ ハァ ハァ
息が吸えねー!」
みるみると血の気が引き 顔が青白くなってくのがわかる。
とりあえず 尋常ではない息子の状態をみて、
親父が夜間救急へとつれて行く・・・。
そんな車中で----
(何が起きたんだ。死んじまうのか?こ、恐い)
呼吸も乱れたまま病院に到着。
親父に肩を抱きかかえられ、受け付けへ。
そこに偶然にも夜間担当医師が通る・・・
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