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医師「どうした??」
「わ、わかりません。息がうまく吸えなくて・・・ハァ ハァ ハァ ハァ」
医師「過呼吸が起きてるな。とりあえず医務室に行こう」
「(か、過呼吸??)」
その時初めて、
そんな症状がある事を知った。
医務室につくなり
血圧を計られ
おもむろに紙袋を渡される。
医師「その袋に顔入れて、ゆっくり呼吸しください。」
言われた通り
紙袋に顔突っ込みゆっくりと呼吸をしだした。
すると、今までの状態が嘘のように呼吸が整ってくる。
症状が落ちついて、問診にはいる。
医師「何かストレスでも溜まってたかな?? 血圧も安定してるし、心電図の方も異常がないよ」
「は、はい・・・」
ワケがわからないままに診察が終了。
医師ももう少し症状が落ち着いたら、帰っていいとのこと。
その日はもう訳がわからずそのまま帰宅した・・・。
そして、この日がこれからふりかかる
「パニック障害」のすべての引き金になるとは誰も思っていなかった・・・。
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