虚無 

2/2
前へ
/27ページ
次へ
心の在処へ手を伸ばす 届かぬ事を知りながら 愛情も恋情も要らない 求めるものはただ一つ 君は悲しい表情をする それは絶望に続くのか 陰る太陽は光を失われ やがて破壊されていく 虚無に触れる一瞬だけ 鎖は緩み静かに落ちる 最後に手伸ばした瞬間 心へ触れた感覚がした
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加