新しい朝

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私は走るのが好きだ。 走っているときは全て忘れていられる。 だから陸上部に入った。 アヤ「はぁ…はぁはぁ…今の6秒切ったかな…」 リュウタ「アヤノ先輩すごいっすね! 今のタイム今まで一番早いんじゃないんですか?」 アヤ「はぁはぁ…リュウタ君も…速いと思うよ…はぁ」 リュウタ「俺なんてまだまだっすよ! アヤノ先輩はこの陸上部で期待の星っすからね!」 ミサ「あたしもアヤノ先輩みたいになりたいなー」 ミサとリュウタは陸上部の後輩だ。私の事を慕ってくれる。 ミサ「そういえば去年の大会とかアヤノ先輩は優勝とかしたりしたんですかぁ?」 アヤ「去年………? えっと…忘れちゃった!」 リュウタ「アヤノ先輩は忘れぽいっすか?! まぁ、アヤノ先輩だったら優勝間違いないっすよ!」 ミサ「だね! 後で部室で大会記録さがしてみよーっと」 アヤ(去年…去年、一体私は何をしていた…? 思い出せない…後で私もアルバム見てみよう)
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