新しい朝

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アヤノは部室へ向かった。 部室は旧校舎を改築して各クラブ毎に一部屋与えられている。 陸上部は一番奥の部屋だった。 アヤ「えっと…大会記録はどこあったっけ…?」 声「奥から2番目ロッカーですよぉ!」 私は急な声に驚き身構えて声の主を確かめえてた。 アヤ「…ッ!? …ミサかぁ……びっくりさせないでよ…」 ミサ「ごめんなさい…驚かすつもりはなかったんですけどぉ」 アヤ「ううん、別にいいよ。 えっと2番目のロッカーだよね!」 ミサ「そうですよぉー」 アヤ「あった!これだぁ!!」 【キンコンカーンコーン】 5時になりました。 校内に残っている生徒は帰る用意をし速やかに下校してください。 繰り返します…。 アヤ「あっ、やば。 ユミ達と約束してたんだ。 大会記録を見るのは明日でいっか! ミサ、ごめん急いでるから今日は帰るね!」 ミサ「あのぉ~アヤノ先輩?」 アヤノ「えっ?!何?」 ミサ「いえ、やっぱ明日でもいいです!呼び止めてごめんなさい」 アヤ「…ん?わかったぁー!また明日ね!」 ギィーガチャン ミサ「なんでだろぅ…大会記録にアヤノ先輩の名前がない…。 陸上部の在籍名簿にも先輩の名前ないよ」
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