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私は家の扉を開けた。
電気はついていない。
誰も家に帰った形跡はなく今朝、家を出た時と変わらない。
静かだった。
ユミ「アヤ…ごめんね…」
アヤ「気にしないでいいよ。
なんか私のせいぽいし。
ねぇ…、変なこと聞くけど私のお母さんと会った事あった?」
ユミ「アヤのお母さん?
ううん、会った事ないよ?
アヤは可愛いしお母さん綺麗そうだね」
アヤ「ふふ、誉めても何にもでないよ~」
ユミ「本当だよ、優しいし可愛いし、ハル君もまんざらじゃないんじゃない?」
アヤ「なっ、なんでハルがでてくるのよ!」
ユミ「ふふ、なんとなくだよ~アヤ、顔真っ赤だよ」
ユミに言われて私は手を顔に当てて確かめる。
ユミ「あれ?
本気だったんだ?冗談だったで言ったつもりだったのに。
アヤって本当におもしろいよね」
ユミはお腹を抱えて笑い出す。
アヤ「もぅ~!」
(お母さんの話は遠のいたけどユミが元気でたからいいよね。)
ユミ「あ~、今日は疲れちゃった!
アヤお風呂貸してね!」
アヤ「いいよー!
服は私のつかってね」
ユミ「もちろんそのつもりだよ。これみつけたし」
ユミはまるで宝の地図を見せつけるかのように私の服を掲げていた。
アヤ「はは…もうしっかり私の服持ってるじゃん」
ユミ「行ってきまーす!」
ガチャ…
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