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【100回目のあなたへ】
9月1日
(あなたはきっと今日この手紙を読んでると思う。
そしてこの手紙を読んでる時に私はその世界に当然、存在していないはず。
あなたがこの手紙の意味を分かるかわからない。
だけど、今から書く事を真剣に見てください。
まず、ごめんなさい。
私は何も出来なかった、怖くて逃げ出してしまった。
あなたがこれから知る真実はとても悲しいかもしれません。
私は悲しかったよ。
そして、私自身出来ていないのにあなたにお願いするのは無責任だと思う。
どうするのか決めるのはあなた自身。
だけど…あなた自身で真実を知った上で強くなってほしい。
真実はあのシュミレータが教えてくれる。
そして…私が今、あなたに出来る事を残します)
そこで手紙は終わっていた。
一体何が言いたいのか意味がわからない。
シュミレータがどう関係あるのか。
手紙を読み終わった後、書いていた書名を見て目を疑った。
そこにはありえない名前が書いてあったのだ。
アヤ「アヤノ・キサラギ…? …私だ…」
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