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ハル「…アヤノ…アヤノ!!おい!?どうした?」
アヤ「ハル…?」
ハル「よかった…。
びっくりした。
ゲーム機つけてから呼び掛けてもアヤが動かなくなったから俺どうしようかと…」
アヤ「ハル、ユミが、ユミね…」
ハル「ん?アヤノ…どうしたんだよ…」
私はハルに泣きついてしまった。
事情を聞いてハルは驚いていたけど決して私を疑いもせず、震えて泣き続ける私を優しく抱きしめてくれた。
でも、私はハルに言っていないことがある。
それは私自身の事。
私がウィルスセキュリティだなんてハルには絶対に知られたくなかったから。
私はみんなと少し違う。
知られたらきっと嫌われてしまう。
だから…。
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