レイ・プロジェクト

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アヤ「あぁ~ごめんね! 下手くそで」 ユミ「でも、すごいよ! アヤは初めてだし、いきなりlevel4までいくなんて普通ありえないよ。 でも、アヤは能力測定不能ってどういう事なのかな…?」 アヤ「うーん、わかんないけど。 それにしてもこのバーチャルゲームすごいね! レイ・プロジェクトだっけ本物みたい」 ユミ「でしょ~! 仮想現実実践体験シュミレータだよ! 元は軍隊とかでレイグスって言うロボットの操縦シュミレータ用に開発されたプログラムで今学校で超流行ってるんだから! まだ誰も攻略できてないんだよ」 アヤ「そうなんだ~! なんかはまりそうだね!」 ユミ「アヤも買ってみたら? パソコンとシュミレータあれば出来るし」 アヤ「そうだね! そのうち買ってみるよ。 あっ、もうこんな時間だ。家に帰らなきゃ!」 ユミ「本当だ!余りに集中してて時間見てなかったね。 今日は8月31日、夏休み最後の日。 また明日から学校か~。 夏休み終わらなきゃよかったのに~」 アヤ「ふふ、仕方ないよね。 楽しい時間は過ぎちゃうね。 じゃあ、また明日学校でね!」 この時私は気付いてなかった。 このゲームをやる事は既に決められていた運命だった事に。
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