最終話

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[え??…前にもです…か? んー…どうだったでしょう… あったような  なかったような… ……あ!ありました!ありました! なんの集まりだったか憶えてないんですけど  私の隣が山下さんだった飲み会… そうそう~  あれが噂の歩く芸術品…山下さんを間近に見れた瞬間だったんですよー  私もう  こんな綺麗な男の人なんているんだぁって感動したんですぅ…] そこで、うっとりと彰に見入る石川  またもやアタシの存在などお構い無しの態だ  [ちょ(苦笑)歩く芸術品て] 彰は居心地悪そうにぼやく  […てか山下さーん… 髪伸びましたね… なんか一段と綺麗です… ちょっとチャラいけど それが又セクシーで…] だ!か!ら!! 妻のアタシの前で!!  この女、本当たいしたタマだわ  てか あんた…以前の飲み会の事実は認めたね… 嘘ついてはまずいと警戒? ジュリエットは頭がいいんだもんね そう簡単にボロは出さないってわけか… なら出さしてやるよ  叩きゃ誇りがわんさと出るんでしょ? 絶対にこの場で証拠掴んでやる  頼みの相棒妖精のサヤはいないけど  勇者の彰が傍にいる  (今はアタシらの攻防に呆気にとられて  てんで役立たずだけど!) そうさ  魔法使いだって近くにいるんだ  (ん??そいえば小山は何処いった小山は! こやー!!早よ此処に来い!) そんで…そうそう  ドアの向こうには僧侶の中村も控えている!←ドラクエ4で言うなら馬車ん中の補欠要員  中村!!アタシになんかあったらお前が彰を守れ! 間違ってもパルプンテ失敗で自分がどっか吹っ飛んでくんじゃねーぞ  コホン  では再び  アタシのターン  プリンセスの攻撃  ―戦う―  ―まほう― ―逃げる― …さあどの手でいきましょう…。
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