最終話

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サッと立ち上がり  店の隅に移動して  [さやぁー!!ナイスタイミング! 実は今ね…] 彼女に今の状況を手短に話した  すると案の定  親友はすぐに此処に駆け付けてくれると言う  彼女に店の場所を説明し電話を切って 心強い気持ちでアタシは席に戻った  [サヤ、今から来るって] 彰に小さく耳打ちする  [マジで?そっか… じゃあ来るまで待ってるか…] 早くこの場を去りたいらしい彰は やや不本意気味に呟いた  [?誰か来るんですかぁ??] 大業に目を見開いて聞いてくる石川に  何故だか苛立ちを感じる  (わざとらしい… いやな感じ…)
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