『ギャグの時間は終わり、シリアスな時間が始まる』

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 「失敬、ちょっと用事を思い出した」 そう言って、巨乳とメイドちゃんに手を上げて別れを告げ、俺は一目散に二階へと駆け出した。 筋肉ルートワッショイ!! 月曜の札がある扉を軽くノックすると、汗艶やかな肉体をしたジョーさんが部屋から顔を出した。  「相澤か、どうした?」 上半身には衣服を纏っておらず、その十分に完成された肉体からは、程よい熱気を感じさせる蒸気が上がっていた。 風呂上がりか? 筋トレ上がりか? どっちにせよ色っぽいぜ!  「ジョーさん、部屋……入っていいですか?」 自分でも今顔が紅潮しているのが分かる。 「あぁ構わんよ」と言いジョーさんは俺を部屋へと招き入れてくれた。 鼻がツンとするぐらい男臭の立ち込める部屋だ。 九分九厘筋トレの最中であったろう。
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