『登場人物は9人である』

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 「相澤センパーイ!」  「ふぐおっ!!」 突然後ろから俺の後頭部に柔らかい物体が突撃して来た。 この推定Eカップの乳の感触は…  「ネネちゃん、もう酔っぱらってんの?」  「酔っぱらってるわけないらないでふかぁ―!」 この若干呂律が回っていない女性は桜庭寧々。 歳は俺の一つ下で大学二年生である。 見た目はとにかくエロイ。 軽くウェーブの入ったロングの茶髪、エロイ。 ポッテリといた分厚い唇、エロイ。 乳、エロイ。 とにかくエロイ。 倖田來未がエロカッコいいと言うジャンルなら、彼女、桜庭寧々はエロエロイと言うジャンルだ。 …って、もうそれただエロイだけやん! と、関西の方ならそう突っ込んでくれるハズだ。 彼女が着ている私服は常に胸元がバッチリ見えるもので、今日着ている服も童貞の俺にはかなり刺激が強い物である。  「相澤先輩も一緒に飲みまひょ?」 と言いながら、酒の入った一升瓶をこちらに見せる。  「いや、ネネちゃん、俺酒弱いの知ってるでしょ?…つーか酒臭っ!?」
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