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綱「とうとう何かおきたか」
獄「そのようですね」
ツナが叫んだ女性に事情を聞き、犯人の特徴を無線機でみんなに伝えた
綱「……みたいだから、みんなつかまえて」
山「りょうかい」
骸「クフフ、面倒なことをしてくれましたね」
髑「わかったわ、ボス」
雲「ちょうど退屈だったし」
獄「オレ達も行きましょう、十代目」
綱「あぁ」
獄寺はダッシュで走った
綱「獄寺くん、速すぎ」
ツナが走っていると一人の少女にぶつかった
綱「おっと…、大丈夫」
ユ「はい、大丈夫です」
ツナ「本当に大丈夫、ゴメンね、ちょっと急いでたんだ」
ツナは笑顔でいった
ユ「そうだったんですか」
綱「一人で来たの。一人はあぶないよ」
ユ「いえ、連れがいますよ」
ユニは笑顔でいった
綱「その連れは?」
ユ「食べ物を買いに行きました」
ユニはホントははぐれてしまったのだ
それを悟られないようにした
綱「ふーん、もしかしてだけど、はぐれちゃった?」
ユ「どうして」
ユニは少し涙目でいった
綱「うーん、そんな感じがした。心の奥底の感情は隠しきれないもんだよ」
ツナは笑顔でいった
ツナは内心では彼女が泣いていることで動揺していた
ユ「すいません、泣いているのはホントに一人で寂しくて」
綱「えっ‼オレの心の中がわかるのか」
ユ「はい」
ユニはツナに抱き付いた
一人で寂しかった所と少し泣いていたからだ
ツナも頭を撫でてやった
ユ「ありがとうございます」
綱「(なんて笑顔だ)」
ツナは心を読まれないように後ろをむいた
そしてユニのほうをむき
綱「キミ名前は?」
ユ「ユニっていいます」
綱「そう、オレは綱吉って言うんだ」
ユ「つなよし」
綱「うん。どうせなら一緒にいよっか、オレも迷子っていうかそんなかんじだし」
ユ「はい」
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