五分間の出会い

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―――十年前――― ツ「十年後のクロームだよね?」 ク10「うん。十年前じゃーまだ呼ばれてないんだ」 ツナが疑問に思っているなかクロームは一人納得したかのように頷いた ツ「でもいきなりなんで?ランボは買い物に行ってるけど」 ク10「むこうのランボが原因と思うわ」 ツ「やっぱり、でも十年後と入れ代わるから。おかしくない?」 ク「故障の手入れしてたから、十年バズーカが故障の原因で十年前と入れ代わったのよ」 ツナは十年後のクロームにみとれていた ク10「この家も懐かしいわね」 ツ「なんで?」 ク10「むこうじゃーイタリアに住んでいるからね」 ツ「イタリア⁉まさかマフィア関係で?」 ク10「そうよ」 ツナはマフィア関係の仕事をしていることにちょっとショックだった ク10「これ麦チョコじゃない🎵もらっていい?」 ツ「うん」 クロームは麦チョコをおいしそうに食べた ツ「十年たってもクロームは麦チョコが好きなんだね」 ク10「おいしいからね。むこうでもよく食べてるわ」 ツナは時間を気にしだした 十年バズーカで入れかわれる時間は五分までだからだ ク10「骸様はいないんだね」 ツ「クロームが、骸様が付いてきたら邪魔になるからって言ってたから」 ク10「骸様は邪魔ばっかりしてたからね。ホント懐かしいわ」 ク10「そろそろ五分たつわね」 ツ「そーいえば、最初の呼んでないとかってあれどーゆうこと?」 ツナはクロームの呼び方だろうとは思っていた ク10「あーそのことね。私のホントの名前のこと」 ツ「クロームのホントの名前?」 ク10「うん。私の名前は……よ。元の私に戻ったら呼んであげて」 ツナが、わかったと言おうとした瞬間クロームは元に戻った ―――――――→
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