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―――十年前―――
ツ「もどったね」
ク「うん」
ツ「どうだった?十年後のオレ」
ク「カッコ良かった」
ツ「そうなんだ」
ク「十年後の私は?」
ツ「可愛かったよ。雰囲気は変わってたな、メッチャ女っぽくなってた」
ク「今の私は女っぽくないって言い方ね」
ツ「そんなことないって」
もう夕方になっていた
ク「そろそろ帰るね」
ツ「うん」
ク「じゃーね、ボス」
ツ「じゃーね、凪」
クロームは少し驚いていた
でもすぐ笑顔になってオレに近づいてきた
ツナ「凪、んっ☆」
クロームはツナにキスをした
ク「ありがとう、ボス。ずっと一緒にいようね」
END
ーーー十年後ーーー
ツナが抱いたままクロームは元に戻った
ツ「おかえり」
クロームは抱きあっていることを気にせず、ただいまっと言った
ツ「十年前の凪は可愛かったよ」
ク「ボスも可愛かったわよ」
ツ「中学生だからね」
ツナは笑って答えた
ク「ホントに懐かしかったわ」
ツ「オレも。あの時はまだ凪って呼んでなかったみたいだし」
ク「そうみたいだったね」
ホントに懐かしそうに話すツナとクローム
ク「十年前の私に変なことしてないわよね?」
ツ「どうして?」
ク「私が元に戻ったとき抱かれてたし」
ツ「つい懐かしくて。おとなしそうで可愛かったし」
ク「くすくす、そう」
ホントだよっとツナは言ってからクロームにキスをした
クロームはホントかしらと少しツナを疑った
END
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