五分間の出会い

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―――十年前――― ツ「もどったね」 ク「うん」 ツ「どうだった?十年後のオレ」 ク「カッコ良かった」 ツ「そうなんだ」 ク「十年後の私は?」 ツ「可愛かったよ。雰囲気は変わってたな、メッチャ女っぽくなってた」 ク「今の私は女っぽくないって言い方ね」 ツ「そんなことないって」 もう夕方になっていた ク「そろそろ帰るね」 ツ「うん」 ク「じゃーね、ボス」 ツ「じゃーね、凪」 クロームは少し驚いていた でもすぐ笑顔になってオレに近づいてきた ツナ「凪、んっ☆」 クロームはツナにキスをした ク「ありがとう、ボス。ずっと一緒にいようね」 END ーーー十年後ーーー ツナが抱いたままクロームは元に戻った ツ「おかえり」 クロームは抱きあっていることを気にせず、ただいまっと言った ツ「十年前の凪は可愛かったよ」 ク「ボスも可愛かったわよ」 ツ「中学生だからね」 ツナは笑って答えた ク「ホントに懐かしかったわ」 ツ「オレも。あの時はまだ凪って呼んでなかったみたいだし」 ク「そうみたいだったね」 ホントに懐かしそうに話すツナとクローム ク「十年前の私に変なことしてないわよね?」 ツ「どうして?」 ク「私が元に戻ったとき抱かれてたし」 ツ「つい懐かしくて。おとなしそうで可愛かったし」 ク「くすくす、そう」 ホントだよっとツナは言ってからクロームにキスをした クロームはホントかしらと少しツナを疑った END
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