551人が本棚に入れています
本棚に追加
/926ページ
さて、本題に入ろう!
「ところでアナタが光桜学園の用務員の池口さんですよね?」
「ああ、その通りだ」
ふむ、間違いはないようだ。
「じゃあ、尋ねますよ!」
「もしや高瀬裕子のことかな?」
「う、そのまさかです!」
ふぇ~私が高瀬先生のことについて事情聴取をする前に、池口の方から、そんな高瀬先生のことについて語り始める。
「語る前にひとつ言っておく。あの女は――人間じゃない!」
「な、なんだって!?」
ちょ、なにを言い出すんだ、この人は!?
高瀬先生が人間じゃないだって!!
「性格に言えば〝元人間〟だがな」
ううむ、なんだかよく分からないけど、それがもし本当のことなら私は――知ってはいけない禁忌に触れてしまったのでは!?
最初のコメントを投稿しよう!