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「じーん!帰るの~?」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえて振り返ると、小さな身体でこっちに走ってくる見慣れた姿
「あ、かめだ♪」
相変わらず小さくて可愛いな~…なんて思いながら手を振ってみる
近くまで来た亀梨は
はぁ、はぁ…と息を切らして膝に手を付いて息を整え、ほんのり紅く染まった頬のまま俺を見ていつもの笑顔を向ける
「帰るんだよね?」
「そ、ぴぃも帰るから「あのね、亀梨くん。今日は仁、俺と帰るから。亀梨くんは違う人と帰りなよ」
…3人で一緒に帰ろ?
って言いたい俺の言葉を遮って、ぴぃがそんなこと言い出すから驚いてぴぃの横顔を見る
そこにはキラキラとした…
ん?営業スマイル?!何でだ??
訳の解らない俺は、何も言うことが出来ないまま話を聞いている事しか、出来なかった
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