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「気持ちいよー、ルイも入ろうよ！」
「いや……いい」
「だってグレンとナギがいないなんてそうないよー？ こんなとこで水浴び出来るなんて、ついてるじゃない！」
「いや……しかし……」
「そっか……。そんなに嫌なら」
「ちょっ！ 止めろ、シア！」
「裸の付き合いって大事よね、ルイ！」
「…………」
「あれ？ 何か顔赤い？」
「…………黙れ」
「ふふっ、まさかルイがこんなに乙女なんて思わなかった」
「私が乙女？」
「そうよ！ ルイ、最近柔らかくなったしね」
「……そう、か？」
「うん、本当に。それに……――」
「？ なんだ？」
「んーん！ 何でもない！」
それに、ナギを見る目がすっごく優しくなったんだよ？
ルイ、気づいてる？
――それは旅の途中の物語――
END
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