―第一章 パズル―

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―第一章 パズル―

僕がまだ幼かった頃、父がパズルを買ってきてくれたことがあった。 僕は時間も忘れてそれに熱中した。 けれど、結局最後のピースを埋める日はこなかった。 たった五百ピースのパズルを僕は……。 投げ出したんだ――。
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