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放課後、俺は生徒玄関へと向かっていた。果たして長門は待っていてくれてるのだろうか?
生徒玄関に来てみると…、
長門、
「……」
長門は決してそわそわする事なくじっと一人で立ったまま待っていた。
三郎、
「長門ー」
俺は長門に声を掛けた。
長門、
「……」
長門は一度首を俺の方に向けてそのあとで体全体を俺の方に向けた。そして視線を合わせるように少しだけ上を向く。
三郎、
「えっと…急に呼び出して悪かったな。だいぶ待ったか?」
長門、
「そうでもない」
何の疑問も無いように無表情のままそう言った。
三郎、
「あのさ…、明日祝日だけど…、もし暇だったら明日俺とどっか遊びに行かね?」
長門の返事は…、
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