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裕也『…っ!ここは何処だ??新町じゃない……』
裕也が目を覚まして見た場所は明らかに新町ではなかった。辺りを見回すと後ろには大きいとまでは言えないが神社があった。目の前には長い階段があった。
階段から下の景色は新町の住宅街は消え緑豊かな平原が広がっていた。
??『そんな所で立ち尽くして何やってるの?』
不意に後ろから声が聞こえてきた。
後ろを見ると身長は154cmぐらいでいかにも巫女っていう風な服を着ている女の子が居た。年は13~14歳位だろうか。
??『ねぇ、聞いてる?』
裕也『ああ!勿論聞いていた。どうしてここに居るかだろ?』
??『そうよ。わかっているなら早く答えなさいよ。』
裕也『実は自分でもよく分からないんだ……』
??『分からない?』
裕也『ああ……新町のなかの於菊稲荷神社ってとこでお参りをしてたんだ……そしたらこの場所に来ていたんだ。』
??『新町って?』
裕也『新町を知らないのか?』
??『知らないわ。この辺にはないわ。』
裕也『突然だがここは何処なんだ?』
??『ここは博麗の神社よ。』
裕也『!!。もしかして……博麗霊夢か?』
霊夢『そうよ。博麗神社の巫女“博麗霊夢”とは私のことよ』
裕也『ということはここは……“幻想郷”なのか?』
霊夢『何を言ってるの?当たり前じゃない』
裕也『マジか!?やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
霊夢『何を嬉しがってるのよ……もしかして貴方“外の人間”?』
裕也『“幻想郷”では外の人間って言うのか…。』
霊夢『外の人間ならいいわ…中に来て』
俺は言われた通りに博麗神社の中に入っていった
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