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「おかしいだろ!招待してもらわなくて良いから!姫君になんなくて良いから!」
「…ちなみに拒否権はない
拒否すれば八つ裂き
……だってさ」
「やっぱり黒薔薇の妹だね!うん!!
…それでも嫌ぁぁぁぁぁぁ!」
「何の騒ぎだい?姫乃」
「うるさいよぅ………」
わらわらと私の叫び声を聞き付けみんな集まってきた
「あ!赤薔薇様から手紙来たんだな!十夜、サンキュー!!」
「…いいよ別に。気にすんな」
「あれ?十夜君今日はもう時間通り寝たの?いつもよりちゃんと喋れてるねぇ!」
「…あぁ、姫乃の声で目が覚めた…」
「姫乃の叫びは呪いさえ無効にさせるんですかね」
「のんきに会話してないでさ!一大事だよ!一大事!!!!」
「拒否権は無いんだから諦めるんだね、姫乃。
さぁてさっそく勉強しようか」
「もうっ!!!!!??」
「期限は一週間だよ?
今からやらなければ間に合わないだろう?さぁ行こうか」
「お助けをーーーーー!!!」
そうして今の状況に至るわけでして
「じゃあまず地理の勉強からですね
そういえば姫乃は私達の星の名前知っていましたっけ?」
「知らん」
「そうですか、じゃあ覚えて下さいね?『想夢』
これが私達の星の名前です」
「想…夢…?
…想像と夢~みたいな?」
「正解だよ!想像と夢!それを合わせて想夢!簡単でしょ?」
「単純…変な名前…」
「地球も私達から見たら十分変で単純です
地の球…で地球。それこそそのままじゃないですか」
「う……確かに」
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