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「さっ!レッツゴーだよ!姫乃!」
「行くの!?まじめに!?」
「…………行かなきゃ…………………………………死。」
「行きます行きます
喜んで行かせていただきます」
拝啓 父上、母上様
お元気ですか?仕事はどうでしょうか
私はというと死にそうです
そりゃもう切実に
あれ?切実ってどういう意味だっけ?使い方間違ってる気が…まぁいいや、気にすんな
人生山あり谷ありだ!
話しの脱線ごめんなさい
私は異次元の異空間のドラ〇もんのポケットの中身のような場所にいます
そして、そう、今にも死にそうなのです
マーブルに飲み込まれてしまいます
あぁ…あのころの平和な生活が懐かしい
人生設計なんて話し、とうの昔に右から左へ流れていってしまいました
最後に今までありがとうございました
できることなら…フローリングの上で大往生がよかったナ…
「キャラ崩壊ィィィィ!!!!姫乃が!姫乃がおかしいよう!
さっきからぶつぶつ言ってるよ!?また三途の川渡っちゃいそうだよ!?」
「セナ!お前もな!落ち着けって!ってかフローリングなんだ!畳じゃないんだ!」
「うるさいですよ
リーヤを見習ってください」
「そういえばリーヤ静かだな…って!口から何か出てるよ!あれ魂だよ!」
リーヤと姫乃には刺激が強すぎたようで二人とも今にも死にそうだった
…まぁセナの美的感覚は狂っているしルミネは超鈍感だし彗と十夜は目隠しをしているから発狂しないだけであの二人の反応は正常といえる
「姫乃があの世へ逝きそうになるのは二度めです。同じネタを何回もやってると飽きますよね
そこ分かってます?だから一発芸の芸人はすぐ消えるんですよ」
「冷静すぎだっつーの!確かに正論だけど!」
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