絵本の中へこんにちは!?

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「アリスの美しさに勝る物などない!スザンの都なんてアリスと比べてしまえば生ゴミとビーナス!もう神!神!絶・対・神!流れるような金の髪、キラキラと小川のように純み輝いている大きな黒い瞳、ぷっくりとした苺のように赤く麗しい唇、真っ白でまるで雪のような肌、ほっそりとして抱きしめれば折れてしまいそうな体、しなやかで細い手足、そしてその優しくおおらかでそれでいて気高く何物にも屈しないその強さ!!まさに天は二物を与えた…いや百物くらい与えている! まさしくこの世に生まれたビーナス!彼女こそ神と呼ぶに等しい存在なんだ!神々しいその輝きは誰にも真似できないよ!?しかし美人薄命って言うでしょう?どうしたらいいんだ…! あぁ僕は彼女がいなくなってしまうなんて考えられない…!彼女がいなくなったらこの世界はどうなる!?四季はなくなり命ある者は死にたえ地獄に化すと思うんだ…!あぁ…アリス、どうか死なないで…僕のそばに永遠にいて…!愛しい愛しい、狂おしいほど愛しい僕のアリス…!僕だけのモノにできたら良いのに!アリス!早く僕のモノになって!その太陽のような笑顔を僕だけに向けて!アリス!」 ……………。 「…ごめん…ツッコミキングの私にもどう対応すれば良いかわからない…」 「うん、いつお前ツッコミキングになった?」 「黙らっしゃい これはリーヤを越えるウザっぷりだよ、読者さん飽きてるよ、文字数半分いっちゃってるよ!」 「ぶっちゃけちゃった!」 「…ね?だから怠いって言っただろう?」 「うん、かなり怠い 対象方は?」 『「「「「「ない」」」」」」』 「…そーですか」 まだ喋ってるよ どんだけ愛しちゃってんの?あれか、今話題の狂愛か 誰かー、お巡りさん呼んでー 危ない人がいまーす 『こうなっちゃうと誰にも止められないわ』 「つまり話しの展開が進まないってことだよね…」 「姫乃何でそんなリアルな事言ってんだ!?」 「今の世の中現実見ないと食っていけないの、分かる?甘ったれた王様野郎」 「姫乃が彗化した!?」 ハァ…どうするよ、この子 先に進みたいな…  
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