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「あのヘタレ王子め…！」
王子が帰って三時間後
私はまだ部屋の中でオモチャの整理をしています
もうどっぷりと日が暮れ只今の時刻は１８時………
やっぱり苦！人助けでも苦！！
「…それにしても…
これをどうしろと！！？」
私の前には絵本の山…いや、タワーか？
これは山ってレベルじゃないです
私の背を軽くこえてます
私はホントに絵本が大好きで小さい頃からいつもいつも暇さえあれば絵本を読んでました
そしてまぁ何と文学的なお子様で何度も何度も一日におんなじ絵本を読み「これ飽きたぁ！」と言いながら絵本を買ってもらう日々………
それが何年も続けばそりゃあ貯まるわな！！！
ん？明日またやればいいじゃんって？
私こういうの放っておくの我慢ならないんでね！！！
お察しの通り私はＡ型です！
「あぁもう！何で今まで手をつけなかったんだろ！」
しかもルミネは捨てるな！なぁんて言うし？
じゃあ何。これどうしろと言うんじゃコラ
何なら自己責任で全部持ってかえれ馬鹿野郎ーーーーー！！！
その時…
グラアッと地面が揺れた
「…！？じ、地震！！」
しかし揺れは小さくすぐにおさまった
よかったよかった！被害なくて！
「はぁ…よかっ…たあぁぁぁぁぁぁぁ！！！？」
よくねぇぇぇぇぇぇぇえ！！！
地震のせいで絵本のタワーは揺れまくり！！
やばいやばいやば………
バサァーーー
見事私の上にばっさり☆
被害大有り。
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