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パタン
扉を閉める
「あれー?おかしーなー?相当眠いらしいな~!幻覚見ちゃったよ~」
ガチャ
扉をまた開ける
「…何で閉めたんです?」
「……………………………。」
中にいる人物が私に話しかける
パタン
「…えーっと?ここは確かに私の家で…お父さんとお母さんはアメリカじゃん?私に兄弟はいないと…
じゃあやっぱし幻覚か~」
ガチャ
「……次はないと思って下さいね?」
状況は変わってはいなくって
私の部屋の真ん中には黒髪の男の子が立っていた
「…夢?やだなぁ私ったら~!夢と現実の境も区別出来なくなったみたい~」
「本当現実逃避やめて貰えますか?
話しが進まなくてめんどくさいです
あぁそーだ」
するとその男の子はどんどん近付いてきた
「な、何を…っ!?いっだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「これで夢じゃないって分かりましたかね?」
こいつホッペタ思いっきりつねりやがった!!!!!!!!
何て奴なんだ!
「初対面の人に向かって何するわけ!?挨拶なしにいきなり暴力かい!!!」
「姫乃さんがいつまでもふざけてるからいけないんでしょう?
第一あなたも私に挨拶なんてしていませんしねぇ?お互い様ってやつじゃないんですか?」
ぐっ…………………!
こいつ黒い!!!!!!!!!
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