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「一体何をどうしたら、彗が私の家に住む事になるのか全然わかんないんですけど」
「姫乃さんは頭の回転が悪いからしかたないですよね」
「んだとぉ!?確かに悪いよ!それがどうした!ハンッ!」
「開き直っちゃってますね。別に構いませんが何だか見てて可哀相です」
「どういう意味だよ!」
『落ち着け、二人共。
今は別に立川姫乃の頭の回転の話しなどどうでもよかろう?
本当なら我も彗を消す作業に入りたい所なのだが…緊急事態なのでな。我慢しているのじゃ。
破壊という娯楽を取り上げられるのは苦痛だが今は仕方がない。そうだ彗、この前の続きをこの事件が終わったらしようではないか。あぁ立川姫乃も一緒にやるか?』
「心からご遠慮します」
何があったんだこの二人は!!
っていうか私黒薔薇に目を付けられて三分生きてる自信ない!
あるいみ彗ってすごいかも…
『ともかくじゃ。事情は説明出来んが…まぁいいじゃろ?』
「よくない!何もよくない!!絶対嫌だ!!!私の人生壊れちゃうよ!
私の人生の計画にはそいつを居候させるという目次はない!」
「いいじゃないですか。ケチ婆じゃあるまいし…
それに予想外の事が起こるのは人生で当たり前の事だと思いますよ。私が来れば普通に姫乃さんの人生は狂いますけどね」
「本当たち悪いなお前!!!!わかってるくせにやるとかもう新種の嫌がらせか!?」
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