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「分かりました分かりました!彗を家に住まわせます!だからその鎌しまって!!!」
『チッ…何じゃ、結局住まわせるのか。やれやれ残念だのう』
舌打ちしたよ!この人!!!
「そうですか、住まわせて貰えますか。良かったです。姫乃さんこれから頑張って下さいね」
何をだよ!!!
ニコニコ…訂正、ニタニタ笑いながら彗はパチンッと指を鳴らした
「そんな訳で、貴方達も出てきて下さい」
「だ、誰に言ってるの?」
「あ」
「あ!?」
突然彗が窓の外に指を指す
…何もないじゃん
「何?何で外指した………………………………………!!?」
彗の方に視線を戻すと相変わらずニヤニヤ笑っている彗と、
「何でここにいるんだ!?ヘタレ王子にナルシー王子!!!」
私にとびっきりの不幸を運んで来てくれる悪魔な王子二人が立っていました
「へ、ヘタレ王子なんて酷いじゃんか!!!俺の名前忘れちゃったわけ!?」
「ナルシーだなんて…照れ屋さんだな、姫君は」
「貴女も馬鹿ですね。騙されやすいというか、なんというか。
小学生並、というか将来が不安になります」
どわーっと色んな事を言われてますがここはまず…
「彗!これどういう事!?説明してよ!!!」
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