絵本の中からこんにちは♪   ~白雪姫編~

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「私馬鹿??」 「そんな当たり前の事今更言わないで下さい」 ひっど!!! 「ねーねー姫乃ー!」 くいっと裾を引っ張るセナ ぐっ…………可愛いすぎる…! 何これ何これ何これ何これ!! 計算でやってんの!?この子は…! 「姫乃!僕姫乃と結婚するから僕も姫乃ん家住むね!!!!」 ……………? 「えーと、セナ?住む?私の家に?セナが?」 「うん!住む!黒薔薇様もね、住んでもいいぞって言ってたもん!!!」 「ってかまた姫乃は結婚の話しを見事にスルーしたな」 「いやー、姫乃のは無自覚とも言えないし天然とも言えないし…何なんだろうねぇ?」 「馬鹿だからなんじゃないですか?」 「あぁそれなら納得いくかもしれないな!!!」 「うーん、ルミネにまで言われるなんて姫乃も不敏だね」 「ちょ!リーヤさん!?どーゆー意味!?」 「そこぉ!!!勝手に盛り上がらない!!!セナの件は!?皆も何とか言ってやってよ!!」 「え?いいんじゃね?」 「住ませればいいじゃないか」 「ケチくさいですねぇ」 うわー、こいつらに頼んだ私が馬鹿でした!!! お前らは私に住ませてもらっているという恩を忘れたか!!! 「貴女は守ってもらってるんですけどね」 「じゃー僕も姫乃を守る!」 「や、三人で十分…むしろ一人もいらん」 だって何から守ってんのさ君達 別に何も異常は無いしいなくても全っ然平気ですが? 「…ダメなの???」 うるうるした瞳で上目使いで私を見るセナ… …………っ!!! 知っててやってますか!!??
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